床暖房の方式にはいろいろあります。
オール電化の場合は熱源は電気に限定されますね。
・オール電化の場合の床暖房の主な種類
①蓄熱式
深夜電力を利用して蓄熱し、昼間には蓄熱体に溜まった熱を放熱することで床、部屋を温める。深夜電力なので経済的です。但し、初期費用が大きく熱容量が大きい。また中電の割引制度が新規のものについてはなくなるとのことなので良く検討することが必要です。
②PTCヒーター式床暖房
床の発熱をヒーター自体が抑制して無駄な電力を使わないように自動でコントロールする。
過剰な高熱になるのを防ぎます。
③電熱線ヒーター床暖房
電熱線をサンドイッチしたシート状の製品を床材の下に敷きこむ床暖房。施工が簡単で初期費用が安価な床暖房です。ランニングコストはそれなりにかかります。
④温水循環式床暖房(ヒートポンプ式)
大気中の熱とヒートポンプで温水をつくり、床下の温水パイプに流すことで床を温めるヒートポンプ式。
⑤温水循環式床暖房(ヒートポンプ式)+エアコン連動
大気中の熱とヒートポンプで温水をつくり床下の温水パイプに流すことで床を温めるヒートポンプ式とエアコンを連動して効率よく温めるため早く部屋を暖めることができます。
しかもガスの床暖房に比べて光熱費が58%も削減とあります。(メーカー表示です)CO2も52%削減といいことばかり書かれてます。実際のところはなかなか分かりづらいことなので信じるしかないですね。
それがダイキンの ホッとくーる という商品、良さそうなので使用することになりました。
現在これを使用して設計をしているところです。
⑥オンドル式エアコン床暖房
床下の断熱をしっかり行い、床下にエアコンを設置して床を温めめつつ、床から温かい空気を床のグリルから部屋に取り込む方式。冷房時は床が冷たくなりすぎないのかな?