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Air断 特許取得の断熱工法2021.04.29

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1.Air断の仕組み概要

Air断の仕組みはホームリサーチ社(建築検査第三者機関)が検査の過程で知った壁体内結露の多さを改善するために研究を始めた結果の答えでした。壁体内結露は外側と内側の壁の温度差と水分の存在で発生します。

今の家の外側とは外壁の裏側を空気が通るところ(通気層と言います)、この空気に接する内側の断熱材のある壁体との温度差による原因が一番大きいと考えられます。そこに壁体内に空気が入るような壁の状態であるとより壁体内の結露が加速されます。よって壁体の気密化も大切になります。

そこで、このAir断は室内の空気を外壁の裏側の通気層に換気扇で送り込むことを考えたのです。いわゆる通気層の気温を壁体の温度に近づけて結露をなくす仕組みです。壁体の外側の通気層を壁体の温度に近づけて包み込むのです。

この仕組みが夏涼しく、冬暖かい家を造るAir断を生み出しました。

Air断は全館空調ですが、各部屋に空気を運ぶダクトはありません。

では、どのように各部屋に空気を運ぶのか?

収納の中、各部屋に設けた15~20台の換気扇により空気を各部屋に運びます、この換気扇の作動は外部、外壁通気層、室内、床下、天井裏に設けた温度、湿度センサーをマイコンでコントロールして適切に空気を循環させます。

床下の空気の気温は(べた基礎の場合)

     冬14~15℃ 

     夏28℃前後 で一定した温度です。

その床下の空気を壁の中を通しエアコンの近くの天井から室内に取り込みます。

     上記の気温の空気からエアコンで冷暖房を行います。

     (上記の気温からの冷暖房は費用が少なくてすみます)

私がaAir断の採用を決めたのは真夏に床下から入ってくる空気だけで私の場合は冷房しなくてもいいな と感じたからです。

その後、冬の暖房を体験させていただき冬も全館一定の室温を体感して採用を決めました。

2.Air断のセールスポイント

 ①ダクトを使用しない全館空調

 ②新しい空気を採り入れ換気をしますので、ペットなど生活臭がほとんどな   くなります。

 ③ホコリもほとんどなくなります。

 ④結露がなくなります。

 ⑤冷暖房費が下がります。

 ⑥室内干しの洗濯物が早く乾燥します。

 ⑦エアコンは各階に1台で大丈夫です。(ワンフロアで完全二世帯住宅などのように広い場合は2台の場合もあります)

Air断にご興味のございます方は気軽にご相談ください。