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住宅性能表示:断熱性能等級5/一次エネルギー消費量等級6が施行2022.04.16

現行の住宅性能表示制度では、「断熱性能等級4・一次エネルギー消費量等級5」が最高等級でありZEH相当や、それを上回る省エネ性能を評価することができなかったため、新たにZEH水準の等級「断熱性能等級5/一次エネルギー消費量等級6」が創設されました。

政府は2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指して政策を進めており、住宅の省エネルギー性能をより一層向上させることを目指しています。

今回新設される「断熱性能等級5」に関してはZEH基準であるUa値0.60を等級5と定めています。

さらに、政府は「断熱性能等級6、7」をの制定の議論を進めています。

この等級6、7の基準に関してですが、【一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会(HEAT20)】が推奨しているHaet20の「G2」「G3」の基準が政府の議論の中で検討材料として議論されているようです。

下記の表は HEAT20 G1 G2 G3 の UA値 水準を表しています。

岐阜西濃エリアはほとんどが6地域ですが、地域区分表 にご自身の住所が何地域に当たるのかお調べください。

G2の水準は等級4の約2倍の断熱材の性能が必要です。G1はもっと性能UPが必要です。

今後はこの水準の断熱性能を推奨していければと思います。

床下エアコン1台で暖房する家は HEAT20 G2レベルの性能を推奨されているところが多いようです。床下エアコンの暖房はもちろん気密施工をしっかりしないといけません。

将来的にはHEAT20と同様の等級6、7が当たり前になっていくのだと思います。